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タイ貢献党 排除した前進党に首相指名選での応援求む

前進党に代わって新政権樹立で主導的役割を果たすことになったタイ貢献党だが、タクシン元首相の次女で貢献党幹部のペートンターン氏は8月9日、前進党首脳との話し合いでは同党所属議員が首相指名選挙の第2回投票で貢献党の首相候補、セーター氏に賛成票を投ずるかについて明確な返答がなかったと明らかにした。話し合いは、貢献党の首脳チームが近くの前進党本部に出向くという形で約90分にわたって行われた。

関係筋によれば、貢献党は新政権樹立を実現するため、まず同党の首相候補の首相指名獲得を確実にしたいところ。間もなく行われる見通しの上下両院議員による第2回投票ではこのまま前進党の支持が得られなければ、貢献党による新政権樹立には一定数の上院議員の支持が不可欠となる。だが、貢献党は前進党の支持を取り付けることができれば、上院議員の支持なしにセーター氏の首相指名獲得を実現できると考えているとのことだ。

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