バンコク都庁がPM2・5対策を強化 学校閉鎖も視野
バンコク都庁は大気中の微小粒子状物質(PM2・5)の濃度が11月3日から5日にかけて憂慮すべきレベルに悪化すると予想されることからPM2・5対策を強化する準備を進めている。
同期間中、バンコク全50区のうち2~5区でPM2.5濃度が「レッド・レベル」の76マイクログラム毎立方メートル(μg/m3)以上に達する見通し。また、さらに多くの区で濃度がレッド・レベルに達した場合は都知事が学校の閉鎖などを命ずる可能性があるとのことだ。タイでは毎年のように年末年始の時期に北部やバンコクを中心に大気汚染悪化問題が発生している。