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レッドブル創業者の孫によるひき逃げ事件 不起訴とした元警察・検察幹部を起訴

飲料大手レッドブル創業者の孫、ウォラユット容疑者が2012年9月にバンコク都内で高級車フェラーリを運転中に起こしたひき逃げ死亡事件に関連して、検察当局がソムヨット元警察庁長官や元次長検事(検事総長に次ぐ役職)など計8人を起訴する手続きを執ったことが2月27日にまでにわかった。

検察庁のプラユット報道官によれば、8人の起訴は国家汚職制圧委員会(NACC)の提言に基づいたもの。NACCは昨年9月、速度超過とひき逃げの罪に問われていたウォラユット容疑者を検察が2020年に不起訴としたことについて8人に責任があるとの判断を示していた。

2020年の不起訴決定時は「金持ちは人を殺しても無罪」などの声が上がり、大きな社会的批判を招くとともに、レッドブル製品の不買運動に発展した。

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