訪独中のセーター首相 ドイツの支援背景にOECDへの加盟を希望
セーター首相は訪問先のドイツで3月14日、タイがドイツの支援を受け経済協力開発機構(OECD)に加盟したいと考えていることを明らかにした。フランスのパリに本部を置くOECDは欧州諸国を中心に日米を含め先進国38カ国が加盟する国際機関。
セーター首相はさらに、タイとEUの自由貿易協定を通じたタイ・ドイツ2国間の貿易と投資の拡大にも意欲を見せた。
なお、日本貿易振興機構(JETRO)によれば、タイはOECD加盟によって対タイ投資の信頼感が高まり、外国投資獲得に追い風になることを期待するが、加盟が承認されるまでに5~7年を要する見通しとのことだ。