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タイ政府の煙害対策 野焼きを行う近隣国からのトウモロコシ輸入を停止 閣議決定

タイはとりわけ大気の動きが不活発になる年末年始の涼期に北部や首都圏で大気汚染が悪化し、大きな社会問題となっているが、この煙害は近隣国の野焼きなども大きな要因とされている。

このため、タイ政府は3月19日の閣議で大気汚染対策の一環として近隣国からのトウモロコシ輸入を停止することを決めた。

チャイ政府報道官は、「閣議では商務省に対し、野焼きなどが行われている国々からのトウモロコシ輸入停止を準備することが指示された。今回の措置は、大気汚染への政府の懸念を表したもの。(野焼きと大気汚染の)関連性を証明するため、(輸入停止の)決定に携わった者が衛星画像に基づいてトウモロコシ栽培地とホットスポット(火災発生地点)の比較を行う」と説明している。

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