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世論調査 4割強が「首相適任はピタ前党首」 「新時代の政治家の代表」と評価

タイ国立開発行政大学院大学(NIDA)は3月24日、「首相に適任なのは最大野党.前進党のピタ最高顧問(前党首)」との意見が最多とする世論調査結果を発表した。

前進党は昨年5月の総選挙で最多議席を獲得して第一党となってピタ同党党首(当時)が首相指名選挙に臨んだものの、多くの上院議員の支持が得られず、獲得議員数で第2位のタイ貢献党の推すセーター氏が首相に選ばれることになった。

今回の調査では、「どの政治家が首相に適しているか」との質問に対し、42.75%が「ピタ氏」と回答しており、この支持率は昨年12月の前回のNIDA世論調査の39.40%をやや上回った。ピタ氏の評価できる点について「熱心さ、実直さ、指導力、新時代の政治家の代表」が挙げられている。

一方、現職のセーター首相を選んだ回答者は17.75%で、前回調査の22.35%に比べると大きく後退した。

また、タクシン元首相の次女で中核与党.タイ貢献党党首であるペートンターン氏を選んだのは6%で、前回調査の5.75%とほぼ同じだった。

なお、政党支持率では、前進党がトップの48.45%で、前回調査の44.05%を上回った。これに対し、タイ貢献党は22.10%で、前回の24.05%からややダウンしている。

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