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新車販売が低調 自動車ローンの貸し渋りが原因 銀行の申請却下率は30~40%

タイ工業連盟(FTI)によれば、今年はこれまでのところ銀行が供与する自動車ローンが当初予想を1000億~2000億バーツほど下回っているとみられ、これが自動車業界全体に影響を与えているという。

銀行は不良債権問題の悪化を恐れて、自動車ローンを提供する条件を引き上げており、その影響で今年の自動車生産目標の達成は難しいとの見方が支配的となっている。

タイの自動車産業は世界的な半導体不足の影響を受けていたが、昨年ごろからは購入希望者が自動車ローンを受けられないという問題に直面。スラポンFTI副会長は、「自動車業界のすべての部門が影響を受けている。今年は自動車ローンの申請却下率が30~40%となって、自動車販売の不振が当面続く見通し」としている。

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