タイ料理「トムヤム」と伝統衣装「ケバヤ」　政府がユネスコへの無形文化遺産申請を検討

ケニカー政府副報道官によれば、タイ政府は今年、タイ料理のトムヤムクンと伝統衣装のケバヤの無形文化遺産登録をユネスコに申請する予定だ。トムヤムクンは、世界三大スープのひとつとされる有名な料理で、トムは煮る、ヤムは混ぜる、クンはエビを意味する。

また、タイではタイ南部で女性が着用する伝統の上衣ケバヤは、東南アジアで広く着られていることから、タイはマレーシア、ブルネイ、インドネシア、シンガポールと協力してユネスコ無形遺産の登録を申請することにした。なお、ケバヤはマレーシア航空、ガルーダ・インドネシア航空、シンガポール航空の女性客室乗務員の衣装にも採用されている。

トムヤムクンとケバヤの申請についてユネスコは今年12月２～７日にパラグアイで開く会議で検討する予定。