中央選管 上院議員選の当選者発表を7月3日以降に延期 一部当選者の被選挙権に問題か
任期満了の上院議員250人に代わる新しい上院議員200人を決める上院議員選挙であるが、7月2日に予定されていた中央選挙管理委員会による当選者発表が延期された。関係筋によれば、当選者の一部について被選挙資格などに問題があるとの苦情が選管に寄せられており、慎重な見極めが必要なことから発表が見送られたという。
当選者発表が延期されたことで法的問題が生ずるとの指摘もあるが、関係筋は、「選管に関する法律では、(選考作業が終わってから)少なくとも5日経て(当選者を)発表すると規定されているだけで、(発表の)期限は設けられていない」として、早期の発表は違法だが、発表が遅れることに問題はないとの認識を示した。
なお、同筋によれば、「発表は7月3日より後になる」とのことだ。