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タイ貢献党 ライバル政党である民主党に政権参入を正式要請 国民国家の力党の穴埋めに

ペートンタン・タイ貢献党党首を首相とする新政権誕生に向けて準備が着々と進められる中、同党はこのほど、長年にわたってライバル関係にある民主党に対し、政権参入を正式に要請した。新政権にはこれまで貢献党を中核とする連立政権を支えてきた国民国家の力党が参加しないことから、その穴埋めに民主党に政権参入を打診したとの見方が支配的だ。

政権への招待状は、政府庁舎に集まった両党の所属議員らの前で貢献党のソラウォン幹事長から民主党のデートイット幹事長に手渡された。招待状の中で貢献党は、「新政権誕生を主導する貢献党としては、民主党が有能で、知識が豊富で、一緒に仕事ができるイデオロギーを有していると確信している。このため、我が党は民主党に政権に参入してもらい、国民のために一緒に働いてもらいたいと考える」と説明する。

一方、民主党のチャルムチャイ党首が天然資源環境相、デートイット幹事長が副保健相に就任するとの情報も出回っているが、ソラウォン幹事長は、「その件についてはペートンタン首相が決めることになる」と述べるに止まった。

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