観光スポーツ相 廃案間際の観光客税復活目指す 空路300バーツ 陸・海路150バーツ
ソラウォン観光スポーツ相はこのほど、セーター前政権が取りやめを決めた、入国する外国人から1人当たり300バーツ(空路)を徴収する観光客税導入を復活させるとともに、さらなる刺激策を導入して今年の観光収入を3兆バーツ以上とすることに意欲を見せた。
観光客税については、「観光促進で外国人観光客と観光収入を増やす」とする政府方針に逆行するとの指摘も出ていたが、ソラウォン大臣は「観光客税収入は観光インフラと観光地の開発に役立てられるのであり、タイの観光業にプラスになると信じている」と前向きな姿勢を崩さない。
なお、外国人のタイ入国時に空路300バーツ、海路と陸路150バーツを徴収する観光客税案は2022年に閣議で承認されたものの、観光業界からの反発もあり実現には至らなかった。