景気減速で新車買い換えが減少 乗り換えスパンが7年から9年に 半数が同メーカー購入
データ分析などを専門とするディファレンシャル(タイランド)社によれば、タイでは景気減速により現有の車を手放して新車を購入する人が減少しているという。
2020年11月~2022年12月までに車を購入したタイ人約2500人を対象とした調査結果「2024カスタマー・エクスペリエンス・リポート」では、約70%が「今の車に9年ほど乗ったら新車に買い換える」と答えている。
だが、以前の調査では、大半の人が「7年ほど乗ったら新車に乗り換える」と回答。同社の担当者は、「コロナ禍で車を使う機会が減ったことも理由だろうが、経済の先行きが不透明なことが大きな要因と考えられる」と指摘する。
なお、回答者の約46%が「現有の車と同じメーカーの新車を購入する予定」と返答している。