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タイ中銀の政策金利引き下げに財務相が謝意 証券市場の成長など期待

タイ政府の利上げ要求を突っぱね続けてきたタイ中央銀行の金融政策委員会(MPC)がようやく0・25ポイントの政策金利引き下げを決めた。これを受けて、ピチャイ財務相はこのほど、「債務負担が軽減され、証券市場の成長などに期待する気運が高まることになる」と述べ、利下げがタイ経済の成長にプラスになるとの認識を示した。

政策金利については、前政権でも現政権でも財務相が引き下げが望ましいとの考えを示しており、これを受け入れる形でMPCは10月16日、これまでずっと維持してきた政策金利2.5%を2.25%に引き下げることに同意した。

ピチャイ財務相は、「MPCが慎重な検討の末に利下げを決めたことに感謝する。利下げの影響を注意深くモニターしてゆく」と述べている。

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