トヨタがタイでのハイブリッド車生産に550億バーツを投資　豊田会長がタイ首相に言及

タイを訪れたトヨタ自動車の豊田章男会長は12月18日、政府庁舎でペートンタン首相と話し合いをした際、トヨタがタイでのハイブリッド車（HV）生産に550億バーツを投資する予定であることを明らかにした。

これに対し首相は、タイ政府が自動車産業のニーズに合わせて政策を調整するとともに自動車メーカーと消費者の双方が恩恵を受けられるようバランスをとってゆく方針であることを再確認した。

タイ政府は数年前から電気自動車（EV）メーカー誘致のため、EV生産を支援する政策を打ち出しているが、今年に入ってからその対象をHVにも拡大している。

なお、トヨタはこれまでに、資本提携しているいすゞとともに2025年からタイで売れ筋のピックアップトラックのEV版の量産を開始する予定と発表している。