タクシン元首相がカジノ反対派に反論 「娯楽ビジネスの成長押し上げ」「雇用市場拡大」
タイ政府が推進しようとしているカジノを含む複合娯楽施設建設計画には一部で反対意見が出ているが、中核与党・タイ貢献党の実質的リーダーであるタクシン元首相はこのほど、「カジノは複合娯楽施設内の他の娯楽ビジネスにもよい影響を及ぼす」と強調し、賭博が悪との意見に反論した。
また、複合施設の収入は大きなものになることが予想されるが、カジノからの収入は全体の10%にも届かない見通しで、娯楽施設を開設することで少なくとも2万人ほどが雇用される見通しという。
なお、タクシン氏によれば、複合娯楽施設を「カジノ」と呼ぶ者がおり、これが複合施設=賭博場という誤解を招いているとのことだ。