エムポックス 今年に入りタイで40人が感染 昨年の感染者は176人
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タイ政府はこのほど、エムポックス(サル痘)について今年に入ってこれまでにタイ国内で40人の感染が確認されたと発表した。
エムポックスは、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、発疹などの症状が現れるウイルス感染症。西アフリカ型(グレードⅠ)とコンゴ盆地型(グレードⅡ)の2種類あり、致死率はグレードⅠが約10%、グレードⅡは約1%とされている。
アヌクン政府副報道官によれば、タイでの感染者数は2023年676人、24年176人と減少傾向にあるものの、いまだに感染者が出ている。タイ保健省疾病対策局は、感染者を減らすべく、とりわけ感染エリアから来た人のモニタリングなどに力を入れる方針という。
