期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中

ミャンマー地震での会計検査院ビル崩壊事故 23の個人と法人を書類送検

3月28日にミャンマーで起きた地震の影響で約1000キロ離れたバンコク中心部で建設が進められていた30階建て会計検査院ビルが数秒のうちにいとも簡単に崩壊した事故で、タイ警察がこのほど、ビル建設に携わった23の個人と法人を書類送検した。警察は関係書類約9万8000枚を押収している。

同ビルの建設は、タイのゼネコン最大手のイタルタイ・ディベロップメント社と中国系業者が請け負っていたが、ビル崩壊では作業員ら約90人が死亡。バンコクには数多くの高層ビルが建っているが、ミャンマーの地震の影響で壁に亀裂が生ずるなど部分的に損傷したケースは報告されているものの、ビル全体が崩壊したのは会計検査院のビルだけだった。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次