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繰り返される停戦合意違反 タイ軍がカンボジアを強く非難

タイとカンボジアは7月28日、マレーシアで実施された協議で29日午前0時からの停戦で合意したが、タイ陸軍はこのほど、停戦発効後に複数回にわたってカンボジア側からタイに攻撃があったとしてカンボジアを非難した。

タイ側は、無条件に敵対的行為を停止するという停戦合意を厳格に遵守してすべての武力行使を停止し、国境での軍の活動を縮小しているが、カンボジアはいまだにタイ領への攻撃を停止しておらず、深刻な停戦合意違反だと主張している。

タイ陸軍によれば、複数回にわたる停戦合意違反のカンボジアからの攻撃は以下の通り。

■タイ東北部シサケート県の国境地帯で29日午後9時半ごろ、カンボジアの部隊による小型武器によるタイ軍側への攻撃があり、午後10時ごろまで攻撃が続いた。

■同日午後10時ごろに同国境地帯のプレアヴィヒア寺院近くなどでカンボジア側から小型武器と迫撃砲による攻撃があり、同日朝まで散発的にカンボジア側から攻撃が続いた。これに対し、タイ側は国際法で認められた自衛権を行使して反撃した。同国境地帯では30日午前5時17分ごろにもカンボジア側から迫撃砲による攻撃があった。

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