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軍事衝突で国境県のホテル業が深刻なダメージ キャンセル率100%も

タイ・ホテル協会(THA)によれば、タイとカンボジアの国境紛争が再燃・激化したことで加盟ホテルでは宿泊取り消しが4085泊にのぼっている。タイ観光シーズン(11月~2月ごろ)のホテル客室予約も低迷しているという。

タイ国政府観光庁(TAT)によれば、カンボジアと国境を接するタイの7県では、今回の軍事衝突により観光ビジネスのキャンセル率が100%に達しているエリアも多いとのこと。ただ、タパニーTAT長官は、「7県のうちウボンラチャタニ県、シサケート県アランヤプラテート郡のキャンセル率は100%となっているが、シェルターに避難している人々に救援物資を配りに来た人や報道関係者がホテルを宿に使っており、宿泊率が50~70%のホテルもある」と説明する。

一方、その他の国境県の宿泊施設キャンセル・延期率であるが、ブリラム県が約70%、スリン県とチャンタブリ県が約80%、チャンタブリ県のチャーン島・マーク島、トラート県のクット島はそれぞれ約30%、約30%、50~60%となっている。

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