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バンコク都心でペートンタン首相退陣要求デモ 数千人が参加

バンコク中心部に位置する戦勝記念塔ロータリーで8月2日、市民団体「タイ主権護持共同戦線」の呼びかけで、ペートンタン首相(停職中)の即時辞任を求める集会が行われた。報道によれば、参加者は数千人に上った。

ペートンタン首相は国境地帯での銃撃戦でカンボジア兵1人が死亡して国境紛争が再燃したことを受けて、旧知の仲であるカンボジアのフン・セン上院議長(前首相)に相談したが、その私的通話の内容がカンボジア側によってリークされて、通話の中でタイの主権や国軍に配慮しない発言をしていたことが発覚。ペートンタン首相はタイ国民から厳しい批判を浴びることになった。

国境紛争は軍事衝突に発展し、カンボジアからの砲撃でタイの商店が破壊され、大勢の民間人が死傷する事態ともなっており、タイ国民の嫌カンボジア感情の高まりとともに首相批判も強まることになっている。

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