期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中

【不動産】バンコク高級サービスアパート市場 年6.2%成長続く

プーケットを拠点とする不動産コンサル「C9ホテルワークス」によると、バンコク首都圏のサービスアパート市場は年平均6.2%のペースで拡大している。現在、120超のプロジェクトで計2万1509室が稼働中であり、年内には新たに11プロジェクトから2319室が追加される見込みだ。

主な入居者は1カ月未満の滞在者で、中国、日本、韓国、インド、欧州からの利用が中心。ホテルより広い居室に加え、簡易キッチンや洗濯機を備える点が好まれている。

供給が集中しているのは都内スクムビット地区の中心部と北部で、前者は8129室、後者は4135室が集積。いずれも鉄道駅、病院、インターナショナルスクールに近く人気が高い。

市場構成を見ると、全体の34%がアップスケール(中高級クラス)、22%がアッパーアップスケール(高級クラス)、17%がラグジュアリー(最高級クラス)に分類される。新規供給の半数超はロワースクムビットに集中し、複合開発型やハイブリッド型が増加している。

一方、プーケット市場は短期と長期が半々で、特にロシア人がビーチ沿いの物件を投資・居住目的で求めている。これに対し、バンコクでは欧米人が長期契約でコンドを借りる傾向が強い。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次