期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中

【運輸】バンコク都市電車2線 運賃一律20バーツを延長 運輸相が前日発言撤回

ピパット副首相兼運輸相は9月30日の閣議後、バンコク都市電車レッドラインとパープルラインの一律20バーツ運賃を2025年11月30日まで延長すると発表した。前日には2025年9月末で終了と発表していたが、利用者負担軽減のため施策継続が決まった。

運賃延長は2024年11月の閣議決定に基づき1年間実施されてきたが、2025年7月に前政権が「全線共通20バーツ制度」導入を理由に9月末終了を決めていた。現政権はこれを再検討し、当初の方針に戻した形である。

タイ交通政策計画局の試算によれば、同制度により通勤者の月間交通費は平均で15〜20%軽減される。公共交通の利用促進効果も期待されており、温室効果ガス削減政策とも合致。タイ政府は2030年までに都市鉄道利用者数を倍増させる目標を掲げている。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次