【環境】バンコク都庁がゴミ回収料を改定 分別徹底しない世帯は3倍に
広告
バンコク都庁は10月から、都内世帯のゴミ回収料を改定した。分別を行わない場合、従来の月額20バーツから60バーツへと引き上げる。一方、当局の指示に従って適切に分別する世帯は、従来通り20バーツに据え置かれる。
背景には、増加する廃棄物処理コストがある。タイ天然資源・環境省によれば、バンコク都内の1日あたりの廃棄物量は2024年で約1万トンに達しており、処理場の逼迫が深刻化している。そのため、分別の徹底によりリサイクル率を高め、処理費用を軽減する狙いがある。
日本の自治体では徹底した分別制度によりリサイクル率40%超を達成している例もあり、バンコク当局もこの日本の事例を参考にしている
