【社会】タイ気象局、10月中旬まで降雨が続くと発表 交通乱れ観光に影響も
広告

タイ気象局は10月6日、降雨が今月15日ごろまで続くとの予報を発表した。ただ国家水源事務所(ONWR)は、各地で洪水が発生しているものの、2011年のような大規模水害には至らないとの見方を示す。
現在、バンコクや中部平野を中心に洪水被害が広がっており、農地や住宅地への浸水が報告されている。農業・協同組合省によれば、稲作や果樹園にも被害が及んでおり、収穫量の減少が懸念。また観光地でも交通が乱れ、観光業界への影響が拡大している。
タイ災害防止局(DDPM)は、地方自治体に対し排水ポンプや仮設堤防の設置を急ぐよう指示。バンコク都庁も、運河や下水道の浚渫を進めており、市民には冠水地域での移動を避けるよう注意を呼びかけている。
