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【IT】タイ半導体ロードマップ2050 投資2兆5000億バーツ 23万人の人材育成へ

  • 半導体国家戦略草案は2026〜2050年に投資2兆5000億バーツ超、23万人超育成。設計からOSAT、上流製造までを視野
  • 半導体国家戦略草案は2026〜2050年に投資2兆5000億バーツ超、23万人超育成。設計からOSAT、上流製造までを視野
  • 重点は電源・センサー・フォトニクス・アナログ・ディスクリートの5群で、自動車、通信、AI、医療など需要にも対応
  • 2018〜2025年11月の投資申請は1748件で1兆1700億バーツ、総投資の19%を占めPCB・OSAT・HDD部品が伸長
  • 電子・電機は輸出の約4分の1で、半導体市場は2030年に1兆ドル規模との見方を示し、関連投資790億ドル誘致を目標とした

タイ投資委員会(BOI)は半導体と先端電子の国家戦略である25カ年計画「National Semiconductor Roadmap 2050」の草案をまとめた。2026〜2050年に2兆5000億バーツ超の投資を呼び込み、23万人超の人材を育成し、設計から組立・試験(OSAT)、上流のウエハ製造まで一貫した流れを築く。

国家半導体・先端電子産業政策委員会(半導体ボード)は1月7日の会合でこの草案を審議。重点分野は5群で、電源、センサー、フォトニクス、アナログ、ディスクリートを挙げた。自動車、通信、データセンター、AI、医療など国内産業の需要を見据え、長期支援資金や低利融資などの優遇、人材育成カリキュラム整備と産学連携、マイクロエレクトロニクスセンター(TMEC)や大学研究拠点の強化、クラスター設定や水・電力などインフラ整備、タイ企業の参画拡大、技術移転―を盛り込む。

市場環境では、世界の半導体市場が2030年に1兆ドル規模へ拡大するとの見方を示す。2018〜2025年11月の電機・電子関連投資申請は1748件、投資額は1兆1700億バーツで総投資の19%を占める。

なお、25カ年計画の工程は2026〜30年、2031〜35年、2036〜40年、2041〜50年の4段階とし、主要投資企業としてインフィニオン、NXP、ソニー、東芝、ローム、Fiti(鴻海系)などを挙げた。

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