【経済】タイ中銀、為替相場安定のため金取引アプリに取引上限設定か 1月下旬公表方針
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- タイ中銀は外為管理法に基づき金取引アプリを監督へ。1月23〜29日に詳細公表の見通し
- タイの金取引は日次2500億バーツ。株式市場の日次平均約400億バーツを大きく上回るとされ、規制が検討されることになった
- アプリ取引は全体の約35%。金商がドルを大量に売る局面で、バーツ高が短時間に進むとされる点が問題視
タイ中央銀行(BOT)は、オンラインでの金取引が急増し、為替の振れを大きくしているとして規制を強化する。BOTは、財務省の告示を改正し、外為管理法に基づく権限でアプリ経由の金売買を監督対象に加える方針だ。
タイの金取引は日次で2500億バーツに達し、株式市場の日次平均約400億バーツを大きく上回るとの指摘がある。アプリ取引は全体の約35%を占め、金商は必要に応じて一度にドルを大量に売りバーツを買う。この動きが短時間でのバーツ高につながりやすいという。
BOTは新たな上限として、5000万〜1億バーツ規模の取引を対象に制限を設ける案を検討しており、詳細は1月23〜29日に公表される見通しと報じられた。財務省側もオンライン金取引に対し、通常の物品取引に近い課税の扱いを検討し、取引量の上限設定と合わせて監督を強める方針を示す。
