【資源】タイ旧正月の大移動を前にアンゴラから200万バレル確保 米国分も追加で合意
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エネルギー省はタイ旧正月(ソンクラン)休暇の移動需要を前に、原油の調達先を多様化して供給不安を抑える政策を進めている。このなか、タイ政府はアンゴラから原油約200万バレル、米国から60万バレル超の追加購入で合意した。中東周辺の航路リスクを意識し、西アフリカと米国へ輸入計画を寄せる動きの一環で、4月下旬までに供給の厚みを増す狙いだ。
エネルギー相は「精製所はフル稼働で、一部に通常を上回る稼働も指示した」と説明。現時点の問題は原油不足ではなく、燃料が一部の給油所へ届くタイミングが遅れる物流面だとして、買いだめを控えるよう求めた。 また、給油を1回500バーツまでに制限する動きが出ているが、省の指示ではなく給油所側の判断だという。ロシア産の調達は自由市場で事業者が交渉し得るが、特別価格ではなく市場価格で、決済などで不確実性が残るとした。
タイ政府は代替燃料の利用拡大や輸入先の分散を進めており、原油備蓄は約95日分に増えたと説明している。
