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【IT】拡大するタイのゲーム市場 5800万人超のゲーム人口 広告・決済分野など伸びしろ

タイのゲーム市場が、東南アジアでも有力な商業市場として改めて注目されている。4月14日付のタイ現地報道によると、タイのゲーム人口は5800万人超に達しており、総人口7200万人の国としてはきわめて高い浸透率を示した。東南アジア全体では2025年時点でゲーム人口が約2億9000万人、市場規模は約66億ドルとされ、周辺のクリエーター、配信、広告、コミュニティーを含む広義の市場は2030年に140億ドル規模へ広がる見通しという。

タイ市場の強みは、単に利用者数が多いだけでなく、配信者やインフルエンサーの影響力が強いことから、ブランドと利用者の接点が多層的に存在する点にある。eスポーツ基盤も比較的整っており、プレミアム課金やスポンサー連携の余地も大きい。

報道では、海外企業が欧米型の販促手法をそのまま持ち込んでも通用しにくく、ローカライズとコミュニティー理解が不可欠と指摘。タイではゲームが娯楽の一分野にとどまらず、動画視聴、SNS、ライブ配信、リアルイベントと結び付きながら消費文化の一部になっているためだ。

日系企業にとっては、ゲームだけでなく、広告、食品、飲料、通信、家電、決済、IPビジネスにも商機が広がる。とくに若年層向けブランドの浸透や越境コンテンツ展開を狙う企業は、単純な広告出稿ではなく、現地の配信者やファンコミュニティーとどう関係を築くかが成否を分ける。

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