消費者信頼感指数が前月下回る 政局の先行き不透明感など要因
タイ商工会議所大学(UTCC)によれば、3月の消費者信頼感指数が80・6にとどまり、前月を下回った。総選挙が実施されたものの、新政権誕生の先行きが不透明で、政治的不安定を予感させる状態となっていることや米中貿易摩擦が依然続いていることなどが要因という。1月と2月は指数が前月を上回っていた。
消費者信頼感指数はUTCCが独自調査に基づき毎月発表している。タナワットUTCC副学長によれば、4月半ばのソンクラン祭期間中は毎年大勢の人が行楽に出かけるが、今年はバンコク首都圏と北部の大気汚染問題のせいで行楽客が減る見通しだ。