今年の輸出は4年ぶりにマイナス成長か 世界経済減速・バーツ高など影響
タイ商工会議所大学(UTCC)国際貿易研究センターのアート所長によれば、今年のタイの輸出は、世界経済の減速、米中貿易摩擦、バーツ高、原油価格の変動などで4年ぶりに前年を下回る可能性があるという。
同センターが打ち出した今年の輸出見通しは、2月発表が前年比3%増、5月発表が前年比0.5~1%増だったが、最新のものは前年比0.64%減となっている。
タイ商業省の発表によれば、今年上半期(1~6月)の輸出は1130億米ドルで、前年同期比2.9%減となった。