米国がタイに対する貿易特典適用停止 商業省、7つの措置で影響緩和へ
米政府がタイからの輸入品に対する貿易特典の適用を停止すると決めたことを受け、タイ商業省国際貿易振興局は10月28日、影響を和らげるために7つの措置を講ずると発表した。
適用停止は来年4月25日から始まる予定で、これにより一般特恵関税制度(GSP)のもとで輸入税免除となっている573品目に4~5%の輸入税が課せられることになる。
また、プラユット首相は28日、ASEAN首脳会議に出席するためタイを訪れる米政府代表と貿易特典の適用停止について協議する意向を明らかにしている。