バーツ高高進がタイ観光業に打撃か 外国人観光客の減少が懸念
バーツ相場は10月25日に1ドル30.22バーツという過去6年で最高となるバーツ高を記録したが、タイ旅行代理店協会(ATTA)のウィチット会長によれば、バーツ高に歯止めがかからないことで11月から12月にかけての観光シーズンにタイを訪れる外国人観光客が減少することが懸念されるという。
そのため、政府が掲げる今年の外国人観光客数や観光収入の目標達成が危ぶまれるとのことだ。
同会長によれば、バーツ高の高進により旅行先にタイを選ばない外国人観光客が増加するとともに、国内旅行の代わりに外国旅行するタイ人が増えることになるという。