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中国人観光客の入国制限案に観光スポーツ相が反対 観光収入減少を危惧

アヌティン副首相兼保健相が新型コロナウイルス対策の一環としてタイに来る中国人を減らすべく入国時に査証(ビザ)を取得できるというサービス対象国から一時的に中国を除外するとの案を打ち出したが、ピパット観光スポーツ相は観光収入減少などを懸念してか即座に同案には賛成できないと強調した。

ピパット大臣は、「中国政府は海外への団体旅行を禁止しており、タイ側が入国制限をするまでもなくタイを訪れる中国人が減少するのは必至。また、民間部門からは入国制限によって観光面で中国との関係悪化を招くのではないかと懸念する声が出ている」という。

なお、タイを訪れる中国人は今年1月に前年同月比で約40%減少。2月は同80~90%減となる見通しだ。

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