住宅市場の成長は当初予想を下回る見通し 新型肺炎で景気減速
不動産調査会社のリアルエステート・インフォメーション・センター(REIC)によれば、国内住宅市場の今年の成長率は当初5~7%と予測されていたが、3~5%にとどまる見通しだ。これは、国家経済社会開発評議会(NESDC)が先に今年のタイ経済成長見通しを2.7~3.7%から1.5~2.5%に下方修正したことなどによるもの。
REIC首脳によれば、新型コロナウイルスの感染拡大問題が世界経済とタイ経済に及ぼす影響が最も懸念されており、住宅市場が減速するのは避けられない状況という。