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財務相 タイ航空への倒産法適用に言及 首相は消極的

タイを代表する航空会社であるタイ国際航空(THAI)が経営危機に直面していることについて、ウッタマ財務相は5月14日、THAIへの倒産法適用の可能性に言及した。

THAIは現体制で生き残れるか否かの重大な局面にあり、選択肢は国営企業政策事務所(SEPO)の更生プランか倒産法に基づいた更生プランを受け入れるかの2つしかない。しかし、労組や天下り先を確保したい軍高官らの抵抗で暗礁に乗り上げている。

ただ、プラユット首相は、「機はまだ熟していない」と述べ、今のところ倒産法のもとでのTHAI更生には否定的という。なお、THAIの株式は財務省が51%を保有している。

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