外国人入国制限の緩和は今年後半 トレードオフを慎重に見極め
ソムキット副首相(経済担当)はこのほど、タイ政府が外国人の入国規制を今年第3四半期(7~9月)もしくは第4四半期(10~12月)に緩和する方向で検討を進めており、新型コロナウイルス感染拡大が収束している国の国民のタイ入国が優先的に緩和される見通しであることを明らかにした。この件についてすでにプラユット首相の合意を得ているという。
ソムキット副首相によれば、「輸出が低迷していることもあり国内消費と観光を促進することがタイ経済のV字回復に必要。ただ、政府としては感染再拡大を防止するため外国人の入国制限緩和には慎重でなければならない」とトレードオフを慎重に見極めるとのことだ。