「非常事態宣言はまだ必要」 副首相が延長理由を説明
有効な新型コロナウイルス対策を実施するために発出された非常事態宣言が7月31日まで1カ月延長されたことに批判が出ているが、ウィサヌ副首相は7月1日、「さまざまな政府機関の担当者を統括して感染対策の遂行に当たらせるためには非常事態宣言がまだ必要だ。感染症防止法では効率的な感染対策を行うことができない」と説明した。
同副首相は、非常事態宣言が続くことで感染対策の制限措置が続くような印象を持つ人もいるが、実際にはすでにほとんどの制限措置が解除されていると指摘。政府機関をまとめるための法的手段として継続しているにすぎないと強調した。