タイ感染症権威 「新型コロナは近く季節性の呼吸器疾患に」
毒性が弱まってきているとされる新型コロナについて、国立チュラロンコン大学ウイルス学研究所のヨン所長は9月4日、「近いうちに季節性インフルエンザのような普通の季節性呼吸器疾患になるだろう」と述べた。
また、同所長によれば、新型コロナは雨期の6月から9月と最も気温が下がる12月から3月に感染が拡大すると予想されるが、感染率はさほど深刻なものとはならない見通しという。
世界保健機関(WHO)は、季節性インフルエンザは地域によって感染のピークが異なるものの、通常は湿度が高い時と気温の低い時に感染者が増えると説明している。