CPグループトップが早期の制限緩和・外国人受け入れ求める
タイ最大の複合企業「チャルンポカパン(CP)グループ」のトップ、タニン氏はこのほど、タイ政府に対し、可能な限り早期に制限を緩和して外国人旅行者を受け入れ、タイを裕福な旅行者にとっての「天国」とするよう求めた。
新型コロナの感染拡大を阻止するための様々な制限措置により観光産業はひときわ深刻な打撃を受けることになったが、タニン氏によれば、制限措置でタイが被った経済的損失は1日当たり約160億バーツ、1カ月当たり約5000億バーツに達している可能性が高いという。
タニン氏は、「ワクチンが開発されて普及するまで待つことはできない。そそれほど長く経済はもたない」と述べ、経済再生に向けた積極的な動きが必要との見方を示した。