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タイ政府 6月1日から規制解除第3弾 7月1日に全面解除か

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためのさまざまな制限措置について、国家安全保障会議(NSC)のソムサク事務局長は5月28日、「タイ政府が7月1日に全国一斉に全面解除する方針であり、6月にはそれに向けた準備が進められる予定」と報告した。

同事務局長はまた、「国民の協力が重要。マスク着用、人と距離をとること、手洗い、社会・経済活動の制限はこれからも必要だ。新型コロナはいまだカ多くの国で流行しており、我々は今しばらく戦い続けなければならない」と述べ、制限解除後も国民が自発的に感染防止に努めることが肝要と訴えた。

6月1日から規制が解除される施設・サービス等は以下の通り。

■経済・生活分野
〇デパート、ショッピングセンター、コミュニティーモール(午後9時閉店)
〇見本市・展示会場、会議場(床面積2万平方㍍以下、午後9時閉場)
〇宗教関連グッズショップ(人の集まる催し物は禁止)
〇美容院・理髪店(顧客1人当たりのサービス時間は2時間以内、店内での順番待ち不可)
〇幼児・児童開発センター(従業員の定期会合、配給用飲食調理など許可)

■スポーツ・健康分野
〇美容クリニック、ビューティーショップ、タトゥーショップ、ボディピアスショップ(第2弾では首から下の施術に制限されたが、今回、顔の施術も許可された。しかし、鼻の美容整形は不許可)
〇健康ランド、スパ、タイ式マッサージ店(サウナ・薬草サウナ・フェイシャルマッサージは不可)、足マッサージ店(入浴を伴うサービスは不可)
〇ジム、フィットネス(ショッピングセンター内の施設も営業可。グループ活動は人数制限を設ける。サウナ利用は不可。ムエタイジムは器具を使用しての練習のみ可)
〇サッカー・フットサル・バスケットボール・バレーボールのプレーおよび練習のための運動場使用(試合は不可。参加者は競技者を除き10人以下)
〇ボーリング場、スケート場、ローラーブレード場、もしくはこれらに類する施設(試合は不可)
〇ダンス教室
〇ジェットスキー・バナナボートなど行うためのプール使用(試合禁止。プレーをする者・見物者とも人数制限。なお、これらをビーチで行うことは不可)
〇映画館、劇場(入館者は200人以下。大衆劇・演芸などタイ固有のジャンルのみ許可。コンサートは不可)
〇動物園、動物ランド(グループ活動は制限)

一方、外出が禁止される時間帯が午後11時から午前3時に変更される。また、陸海空路でのタイ入国原則禁止は継続されるが、県境をまたいでの移動は政府が規定する条件下で許可される。

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