タイ保健省幹部が入国制限緩和に賛同 「ワクチンを待つことはできない」
保健省医療サービス局のソムサク局長はこのほど、入国制限の緩和でタイを観光する外国人を増やしてタイ経済の再生に勢いを与えるとの政府の方針を支持する考えを明らかにした。
同局長によれば、タイでは感染再拡大への備えが整っており、また、ワクチンがいつできるかわからない状態で国内感染ゼロを続けるべく努力することは現実的ではないという
同局長は、「我々は国を開く必要がある。タイは前進し、人々は仕事をしなければならない。これはタイ国内で多少感染が起きることを意味するかもしれないが、我々が協力すれば感染拡大を防ぐことができる。国民の健康と経済のバランスをとることは可能だ」と話している。