保健省令でアストラゼネカ製ワクチンの輸出制限検討へ
アヌティン保健相は7月18日、タイ国内で生産されているアストラゼネカ製新型コロナワクチンの輸出を制限するための省令を発付する準備を進めていると明らかにした。
同ワクチンはサイアム・バイオサイエンス社によってタイでライセンス生産されているが、アストラゼネカ側が一定割合を輸出に回しており、タイ国内ではワクチンが不足していることからアストラゼネカ側にタイ当局への納入量を増やすよう求める声が出ている。
保健相によれば、国立ワクチン研究所のナコン所長に省令の内容を早期にまとめるよう指示したとのことだ。