今年のインフレ率は2~3% タイ商務省見通し
タイ商務省は1月5日、昨年は主にロシアのウクライナ侵攻に起因するエネルギー価格高騰に伴いインフレ率が過去24年間で最高の6.08%に達したが、今年のインフレ率は2~3%にとどまるとの見通しを明らかにした。
同省によれば、昨年のインフレ率が大きく上昇した要因としては、豚の病気が蔓延したこと、洪水、需要の拡大、比較対象の2021年の物価が比較的低かったことなども挙げられるという。
一方、ヘッドライン・インフレ率(総合インフレ率)から相対的に価格変動の大きい食品価格とエネルギー価格を除外したコア・インフレ率について同省は昨年が2.51%だった。