輸出減速 タイ経済の成長にブレーキか タイ中銀が指摘
タイ中央銀行のチャヤワディ総裁補佐によれば、今年は世界経済の減速でタイの輸出が影響を受け、観光業の盛り返しなどで勢いを増しつつあるタイ経済の回復がスローダウンする恐れがあるという。
タイのGDPに占める割合は、輸出が約53%、観光業が11~12%。このため、同補佐は観光業の回復より輸出減速の方がタイ経済の成長にとっては影響が大きいという。
なお、国際通貨基金(IMF)は1月31日、今年の世界経済の成長について「これまでのIMFの予想を上回ることが期待できる」との見通しを示した。