今年の食品輸出 2%増の見通し タイ工業省
タイ工業省傘下の国立食糧研究所によれば、一部先進国の経済の先行き不透明感、インフレ圧力、為替変動、生産コスト上昇、干ばつといったマイナス要因があるものの、今年のタイの食品輸出は前年比で2.1%増加して1兆5000億バーツに達する見通しという。また、輸出増の要因としては、政府が景気回復、食の安全の普及、食品の品質向上などを目的とした措置を講じていることが挙げられるという。
同研究所、タイ商工会議所、タイ工業連盟が共同でまとめた報告書によれば、今年第1四半期(1~3月)のタイの食品輸出は3460億バーツに達し、前年同期を10%上回った。