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タイ商務省 エルニーニョ対策で作戦司令室を設置

チュリン副首相兼商務相によれば、エルニーニョ現象は気温や降水量、さらに作物の収量などに影響を与えるが、商務省はエルニーニョ現象がタイの農業に具体的にどのようなインパクトを与えるのか、どのような対策をとるべきなのかを検討・決定する作戦司令室を設置することになった。商務事務次官が同司令室の最高責任者を務める。この件については、42カ国のタイ大使館・領事館に駐在する商務官、各省庁の代表者が出席した会合で取り上げられ、合意が得られた。

チュリン大臣によれば、エルニーニョ現象および今年7月20日からのインドのコメ輸出停止措置が世界のコメの生産と取引に影響することが予想されるという。

また、タイ水利局では、今年の降雨量が過去30年の平均を5%程度下回ると予想しており、国内主要ダムの貯水量はすでに減少が続いていると報告している。

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