エアコン除く白物家電 2年連続で販売減か
東芝タイランド社によれば、タイでは昨年、エアコンを除く白物家電の販売が前年を下回ったが、今年も同様に前年を下回る見通しという。
同社首脳は、「今年上半期における電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫の販売は前年同期をそれぞれ1%、3%、3%下回った。家計債務が比較的大きく、購買力が弱いことが原因とみられる」と説明している。同期間に販売が伸びたのは、エアコン、給湯器、電気炊飯器の3つだけで、伸び率はそれぞれ36%、15%、6%だった。
また、今年下半期には輸出の回復や観光業の盛り返しなどによる購買力アップが期待されるものの、通年の白物家電販売(エアコン除く)は前年比1%程度減少する見通しという。