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タイ財務省 家計債務縮減に本腰 目標はGDP比80%

クリサダー副財務相によれば、タイの家計債務(家計部門が抱える金融機関などからの借金)がタイGDPの約90%に匹敵する約160兆バーツに達するという危機的な状況にあることから、財務省はこのほど家計債務の対GDP比率を80%に引き下げる方針を打ち出した。

具体的には、家計債務の約10%を占める不良債権を解消すべく、政府貯蓄銀行(GSB)を通じて債務縮小プロジェクトを開始する。このプロジェクトでは不良債権を専門に処理する資産管理会社(AMC)を設置し、将来的に商業銀行から不良家計債務をAMCに移すことなどが検討されている。

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