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今年は価格競争激化でEV販売が減速か 韓国ヒョンデが総販売台数見通しを下方修正

韓国の自動車メーカー、ヒョンデのタイ現地法人、ヒョンデ・モビリティ・タイランド社によれば、同社は今年、タイで13万台ほどの電気自動車(EV)が売れると見込んでいたが、価格競争が激化しており、これがEV販売の減速につながるものと予想しているという。

同社のワンロップ社長は、「価格競争によりEVの販売価格が不安定になっている。このため消費者は買い時を見極めるのが難しく、なかなか購入を決断できない。結局、今後どれほど価格が下がるか予想できないため消費者は静観するしかない状態」と話す。

同社長によれば、タイでは販売競争の激化に伴い、昨年から一部の中国のEVメーカーが価格を下げ始めている。また、在庫を抱え込まずに早期に捌きたいという中国メーカー側の思いも値下げに拍車をかけているとのことだ。

ヒョンデ・モビリティ・タイランドでは、タイ市場全体における今年のEV総販売台数の見通しを13万台から10万台に下方修正している。

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