今年第1四半期のタイの失業率は約1%に当たる約41万人 失業理由のトップは離職
タイ国家統計局(NSO)のピヤヌット事務局長によれば、今年第1四半期(1~3月)におけるタイの失業率は約1%。つまり、労働力人口の約1%に当たる約41万人が失業しており、また、失業の最大の理由は離職となっている。失業者数は前年同期より少なかった。
また、失業者のうち失業状態が1年以上に及ぶ人は約7万9000人で、前年同期比で4.9%の減少となった。大卒者が失業者の最も大きな比率を占めている。失業の理由については、59.25%が離職、16.16%が店じまい、13.15%が労働契約の終了、5.47%が解雇、4.71%がその他だった。
なお、今年第1四半期のタイの労働力人口(一定年齢以上の人口から就学者や老齢者などの非労働力人口を差し引いた人口)は約4020万人となっている。